マレー語検定はないからインドネシア語検定E級を受けてみた

2023年8月27日


これは私が2023年7月実施の第63回インドネシア語技能検定試験を受験した備忘録です。

インドネシア語検定とは?

インドネシア語技能検定試験は日本インドネシア語検定協会が主催する日本で唯一のインドネシア語技能検定試験です。
(以後、このブログ内ではインドネシア語検定と略させていただきます。)

なぜ、インドネシア語検定を受検?

さて、どうして急にインドネシア語の試験を受けるの?と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。

マレーシアで生活していた時の頃に話を少し戻しますが、マレーシアの公用語は「マレー語」です。(英語は準公用語)

ですから、警察署、公的機関、交通標識などではマレー語で表記されていたりするので、日頃からすきま時間に独学で少しずつ勉強しておくととっさの時に役に立つことが多々ありました。

マレーシアでは「BERHENTI」(止まれ)「JALAN SEHARA」(一方通行)「AWAS」(注意)「BAHAYA」(危険)などマレー語でのみ書かれた標識や看板がよくあります。

また、移民局へビザの更新へ行ったり、運転免許の更新やローカルな市場などに行った際にはマレー語でやりとりすることで相手との心理的距離が縮まり、結果的に用件がスムーズに進むこともありました。

そうやって生活しながら覚えてきたマレー語ですが、日本に帰国してからマレー語を使わない日々が続き、このままではせっかく覚えた言語を忘れていってしまうのでないかと思い始めました。
(いや、言うほど高度なレベルではなく、ごく初級レベルの拙いレベルではあるのですが・・・😅)

そこで、思い出しがてら語学試験を受けてみようと、インドネシア語検定を受検することにしました。

(なぜ、マレー語の話なのにインドネシア語検定の受検なのか?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、マレー語の語学検定というものがなく、インドネシア語とマレー語はとても近いため、インドネシア語検定を受検するに至りました。)

マレー語とインドネシア語はもともとはひとつの言語だったので文法は同じですが、細かい単語の意味などに関しては同じ部分もあれば、異なる部分もあります。

両言語がどれくらい近いかというのは長くなるのでまた今度!

当日の流れ 【東京会場】

今回、東京会場は「東京セミナー学院」がインドネシア語検定の試験会場でした。

会場は池袋駅から徒歩5分でした。

近くにモスバーガーやカフェがあるので、時間に余裕がある場合には休憩したり待機することができます。

困ったことや試験の状況など

試験会場のビルが思ったより狭い

会場が結構狭く、全ての級の試験を同じ会場で行うのですが、会場入りする時は前の級の受検者が全員退場したのち試験スタッフが次の級の会場設営を行ってから入室します。

会場設営がおわるまで、受検者は試験会場ビルの廊下や階段でぎゅうぎゅうになって待つことになってしまいました。

問題用紙の持ち帰り不可

試験の問題用紙を持ち帰ることはできません。
英語や中国語の語学検定試験では(というか大半の試験では)持ち帰ることができますが、インドネシア語検定に限っては持ち帰り不可ですので試験終了後に解答用紙と一緒に回収されることになります。

インターネット出願の場合は受験票は郵送されない。自分で印刷して持参。

インターネット出願の場合は受検票を紙に印刷して試験当日に持参しなければなりません。もちろん、当日受検票を不携帯の場合は受検することができません。

リスニング問題の選択肢は問題用紙に書いていない

リスニングは5問ありました。選択肢は4つありますが問題用紙に記載はされていないので、選択肢の内容がテープで流れるので、その音声のみを聞き取るしかありませんでした。
(筆記40分、リスニング10分だったかと思います。)

結果は!?

・・・結果は、

合格していました。

やったー!(一番下の級ではありますが)

郵送で試験結果も届きます。自分の得点、得点率のみが確認でき、どの問題が合っていて、どの問題が間違えていたかなどはわかりません。なんと届くのに1ヶ月半以上も要しました。
ソワソワして待ちきれませんでした。

公式ウェブサイトから個人登録を行ったマイページに進むと試験結果と成績をネット上で確認することができます。

郵送で送られていくる試験結果の他には、カードタイプの「インドネシア語技能検定試験合格証」も同封されていました。
(合格証明書が必要な場合には、有料にて別途手続きが必要になります。)

うん。なかなかマイナーな試験だけあって、他の語学試験とは違う感じだね。

なんだその上から目線のコメント。。。😅