インターナショナルスクールで中国語を学んだ娘と一緒に中国語検定4級を受けてみた!
昨年中のことになりますが、バタバタと忙しい日々のなかで1日だけ時間をつくり「中国語検定」を母と娘で受けました。
中国語検定とは
中国語検定とは、日本にある日本中国語検定協会という団体が運営している日本語を母語とする中国語学習者を対象とした民間の検定試験です。
準4級から1級まであり、最も難しい級が1級です。
検定試験は基本的に年に3回、第4日曜日に実施されます。
(ただし1級は年1回のみ。)
準1級、1級のみ二次試験(面接試験)が実施されます。
なぜ中国語検定?
娘はマレーシアのインターナショナルスクールで、7年生から4年間、中国語の授業(Mandarin Chineseという科目)を受けていました。
授業を受けていたのは数年前で、ブランクはあるのもののせっかく中国語の授業をとっていたのだから、日本で検定試験を受けてみよう!ということになりました。
ただ、現在は中国語を集中して勉強する時間は取ることができないので、何も準備も対策もしない状態(ほぼノー勉の状態)で試験を受けることになりました。
マレーシアと華語
マレーシアは多文化・多言語の国で、マレー系マレーシア人、インド系マレーシア人の他に中華系マレーシア人の人口割合も22%と多く占めています。
中華系マレーシア人の母語は広東語、福建語などと家庭によって様々ですが、一般的に普通話(標準語)での理解、会話が可能です。
(さらに厳密に言うと、マレーシアで話されるマレーシア華語は発音(イントネーション)や言い回しが普通話と少し違ってくるよ、とマレーシア人に言われることもありますがここでは割愛させていただきます。)
また、英語習得のために家庭内での会話を英語で行い、インターナショナルスクールに通われているお子さんの第一言語が英語になっているケースはあります。
母もマイペースに華語学習
実は私も娘が学校に行っている間、気が向いた時に独学で中国語を勉強していました。
少し覚えて市場や屋台で使うとローカルの人とコミュニケーションがとりやすく、そして世間話を通じて私が華語を勉強していると話すととても褒めてくれるので更なるモチベーションに繋がっていきました。
という具合に自分のペースで中国語&マレーシア華語に触れてきたので、今回娘と一緒に中国語検定4級を受けることにしました!
検定の日
持ち物
事前に届いた受験票は必須です!
あとは、筆記用具と時計ですが、最悪、忘れてしまった場合は会場で鉛筆を借りることも出来ますし、時計も会場にあります。
私たちの試験会場(東京)はフォーラムエイト
貸し会議室や中国語検定だけでなく様々な資格試験の会場になっているところです。
渋谷駅のハチ公口(A8)から渋谷109方面へ歩き、そのまま渋谷109を通り過ぎてまっすぐ歩きます。
5分ほど歩くとフォーラム8(フォーラムエイト)と書かれた看板が上の方に見えてきます。
会場ビルはややわかりにくいのですが、道は間違えなければ直線なので簡単です。
試験終了後はカフェでひといき
試験のあとは小腹も減り喉も渇いたのでロクシタンカフェで休憩しました。
渋谷のスクランブル交差点を一望することができました。
同じ級、同じ日の試験を受けたので、「この問題は何番にした?リスニング問題はこんな内容だったよね?」とお互いの感想を言い合いました。
結果は…
後日、日本中国語検定協会のウェブサイトに試験問題と解答が公開され、そのさらに数日後に結果通知のはがきが届きます。
https://www.chuken.gr.jp/tcp/test.html
結果は、母も娘も中国検定4級に合格していました。
無事に2人仲良く合格できてホッとしました。
合格通知に点数内訳が記載されているのですが、興味深いことに、リスニングは娘の方が良くできて、筆記は私の方が良かったのです。
微々たる差ではありますが、学校の授業を通して’’読んだり、聞いたり、書いたり、話したりという4技能を通してのインタラクティブな学習アプローチ’’と参考書を片手に限られた語彙や文法表現を詰め込んだ私とでは学習成果が変わってくるのかも知れません。
さいごに
今回、娘はマレーシアのインターナショナルスクールで「Mandarin Chinese」(中国語)を約4年間学び、2年のブランクを経て中国語検定4級を受験しました。
幸い合格することができましたが、おそらくCEFRでいうところのA1〜A2レベルに値し客観的に見れば初級レベルです。
(英語の検定ですと英検3級〜準2級あたりでしょうか)
これはあくまで我が家のケースですが、語学レベルの更なる向上を目指すのなら継続した学習が必要です。
今後も親子で楽しみながら少しづつレベルアップしていけたらと思います。