経過写真あり【閲覧注意】コロナ禍にマレーシアで歯列矯正をした記録

2023年5月17日

この記事では、マレーシア留学中に歯科矯正をした時のことをおおまかに書いてみようと思います。

歯列矯正の動機

娘がインターナショナルスクールの11年生の頃、世界的にコロナが流行りだし、得体の知れないウイルスに対してオンライン授業が始まったり、パンデミックに対してロックダウン(政府による行動制限令)が行われたりしていました。

もちろん、外出時にはマスク着用が必須で不要不急の外出も控えなければなりませんでした。

家で塞ぎ込んでいては良くないと、運動してみたり、おうち時間を充実してみたりと工夫を凝らすなかで、今このタイミングで娘の歯列矯正をしてみよう!とひらめきました。

通院していた歯科クリニック

以前、日本人の先輩親子で歯科矯正をしていた方がいたので、その方が通っていた歯科クリニックを教えてもらい、同じクリニックに娘も通院することにしました。

他の歯科クリニックではちょっと怖い話を日本人の知り合いから伝え聞いたりしていたので、悩みましたが日本人が歯科矯正して満足しているクリニックなら!と決断に至りました。

歯列矯正スタート

前述の流れで、娘の歯科矯正をスタートしました。

まずはじめにレントゲンを撮り、データですぐに見せてもらいました。

同じタイミングで歯型?を取り、数日後に歯の模型も完成。

まず、右の前歯から四番目の上下二本の歯を抜きました。
麻酔はしていたので痛くはなかったのですが、少し引っ張られている感覚はありました。
なかなか抜けず大変そうでした。
麻酔が切れると痛みが出てきたので、鎮痛剤を服用してガーゼのようなものを挟んでいました。

さくら

翌週くらいに左の上下二本の歯を抜きました。この時は、クリニックのおじちゃん先生ではなかったので不安でした。
案の定、かかった時間は短かったですが、麻酔はしていたのに抜歯がすごく痛かったです。

抜歯した箇所が落ち着いたら、歯の表面にブラケットというポチッとした金属器具をつけて、そこに金属製のワイヤーを取り付けました。

少しでも噛み締めると口内にものすごい痛みが生じ、痛くて噛めないので友人に相談したところ、おかゆを食べていたそうなので、我が家もおかゆ生活がスタートしました。

朝昼晩同じ味のお粥では飽きてしまうので、スーパーマーケットで離乳食を買って、おかゆにのせて、食べていました(笑)

パッケージの左下に適用月齢が表示されています。
なんだかちょっとおしゃれなパッケージですね!?

歯列矯正の経過

ここからはどのように歯並びが変化していくかの記録になります。
歯の写真が苦手な方はご遠慮ください。






下の歯があるべき場所に両サイドの歯が寄ってしまって入るスペースがないので、バネのようなものをつけて広げています。

これで本当に動くのか不思議でしたが、徐々に隙間が広がってきました。

このひとつの歯が内側に入っちゃったことが厄介なんですよね。

他の歯は一応一列に並んでいるのに、隙間が空いていることによってドミノ倒しみたいに斜めに偏りができてしまっていました。

ブラケットにワイヤーを取り付ける際に使用する小さい硬い輪ゴムのようなバンドがあります。

これを定期的に通院しながら、歯の様子を診るのと同時にバンドの交換をしてもらいました。

このバンド、色が様々で、色が取り替え前と同じになることはなく「次の色は何かな?」とコロナ禍での気分転換になりました。

この頃には下の歯にスペースができて、奥に向かっていた歯も下の歯の列に加わることができました!

上の歯がある程度並んできた時に、上の前歯一連仕様の長いバンドを付ける時もありました。

矯正器具を取り外したあと

歯列矯正が完了したらブラケットとワイヤーを取り外してもらい、リテーナーというマウスピースのようなものをつくってもらいました。

矯正器具を外したばかりの歯は、何もしないと元に戻ってしまうようなので、歯列矯正が終了した後も歯列ががきちんと固定されるまでは出来る限りリテーナーを装着して日常生活を過ごします。

痛かったり、面倒だったり、お金をかけたもの(これは親事情)が台無しになってしまったら嫌なので、娘も頑張って嫌がらず装着していました!

歯列矯正にかかった期間は約一年半でした。
(歯列矯正後のマウスピースの期間を除く)

お役立ちグッズ

矯正器具を取り付けて、慣れてきたら普通に食事なども出来るわけですが口内で噛み砕いたものが頻繁に矯正器具に挟まったり絡んだりします。

その際、大小さまざまな歯間ブラシがあると歯ブラシで取りきれない食べカスをすぐに取り除くことができて便利でした。

矯正器具は金属製で歯の表面に装着されているので、もろに口内に当たります。

時には口内炎ができたり、当たりどころが悪くて痛くなってしまうので、歯科矯正用のワックスを娘の友人のアドバイスで購入しました。

これによって矯正器具が当たる痛みがかなり軽減されたので買ってよかったです。

さいごに

やはりコロナ禍でみんながマスクしているため、歯を見られないのが好機だったのか、意外に周りにも歯列矯正をしている子は多かったです。
(そして結構時間が経ってから気づいたらしいです。)