【本のレビュー】Matilda 著者 Roald Dahl
ペンギンリーダーズとは?
ペンギンリーダーズ(Penguin Graded Readers)は字数や難易度が細かくレベル分けされているペンギンランダムハウス社のシリーズです。
(ちなみに現在は出版社においては少々複雑な変遷があるようです。)
日々の子供の学習におすすめしたい良書がそろっています。
本がレベル別に区分けされているから、読み手の英語のレベルに見合った本を選ぶことができます。
優しすぎたり、難しすぎたりする本を読むことはモチベーションの低下にもつながりますし、英語のスキルアップにもつながりませんからね。
目安
このように文字数でレベル分けされていて、文学作品のジャンル、書かれている英語(イギリス英語かアメリカ英語)が本に明記されています。
レベル | 目安 文字数 | CEFR |
---|---|---|
Level 6 | 3000 words | C1 |
Level 5 | 2300 words | B2 |
Level 4 | 1700 words | B1 |
Level 3 | 1200 words | A2 |
Level 2 | 600 words | A2 |
Level 1 | 300 words | A1 |
Easystarts | 200 words | A1 |
種類 | ||
---|---|---|
Contemporary | コンテンポラリー | 現代 |
Classics | クラシック | 古典 |
Originals | オリジナル | オリジナル |
書かれている英語 |
---|
イギリス英語 |
アメリカ英語 |
Matilda by Roald Dahl
レベル:Level3 (1200 words)
CEFR: A2
種類:Contemporary
書かれている英語:イギリス英語
著者:Roald Dahl
著者であるRoald Dahlの他の作品には、かの有名な「チャーリーとチョコレート工場」があります。
「チャーリーとチョコレート工場」の24年後に「Matilda」が出版されました。
以下はRoald Dahlの公式サイトです🔽
感想
語彙はそれほど難しくなく、話も短いので読みやすいと思います。
ペンギンリーダーズだから読みやすくて、まだ英語の本を読みなれていない人に最適だと思います。
子供が悪い大人に立ち向かう話なので子供に刺さると思います。
コミカルチックで楽しめました。
特に理由もなく超能力に目覚め、気づいたらなくなってるというご都合主義感はありますが、それもきっとファンタジー要素があって子供は好きだと思います。
ちなみに本の中の主人公の担任の先生は白人でしたが、ミュージカル映画では黒人になっていました。
英語の多読にサクッと読めるので続けやすいと思いました。
そのほか
MatildaはミュージカルになったものがNetflixによって公開されているのを後から知りました。
特殊な能力を身につけて、子供が悪い大人をやっつける!というのが心に刺さりそうですね!
そして、歌とダンスがすごい!(語彙力、、、)
視聴者の推奨年齢も「7歳以上」となっています。