【本のレビュー】Matilda 著者 Roald Dahl

2023年9月19日

ペンギンリーダーズとは?

ペンギンリーダーズ(Penguin Graded Readers)は字数や難易度が細かくレベル分けされているペンギンランダムハウス社のシリーズです。
(ちなみに現在は出版社においては少々複雑な変遷があるようです。)
日々の子供の学習におすすめしたい良書がそろっています。

本がレベル別に区分けされているから、読み手の英語のレベルに見合った本を選ぶことができます。

優しすぎたり、難しすぎたりする本を読むことはモチベーションの低下にもつながりますし、英語のスキルアップにもつながりませんからね。

目安

このように文字数でレベル分けされていて、文学作品のジャンル、書かれている英語(イギリス英語かアメリカ英語)が本に明記されています。

レベル目安 文字数CEFR
Level 63000 wordsC1
Level 52300 wordsB2
Level 41700 wordsB1
Level 31200 wordsA2
Level 2600 wordsA2
Level 1300 wordsA1
Easystarts200 wordsA1
種類
Contemporaryコンテンポラリー現代
Classicsクラシック古典
Originalsオリジナルオリジナル
書かれている英語
イギリス英語
アメリカ英語

Matilda by Roald Dahl

レベル:Level3 (1200 words)
CEFR: A2
種類:Contemporary
書かれている英語:イギリス英語

著者:Roald Dahl

著者であるRoald Dahlの他の作品には、かの有名な「チャーリーとチョコレート工場」があります。
「チャーリーとチョコレート工場」の24年後に「Matilda」が出版されました。

以下はRoald Dahlの公式サイトです🔽

感想

語彙はそれほど難しくなく、話も短いので読みやすいと思います。
ペンギンリーダーズだから読みやすくて、まだ英語の本を読みなれていない人に最適だと思います。

子供が悪い大人に立ち向かう話なので子供に刺さると思います。
コミカルチックで楽しめました。

特に理由もなく超能力に目覚め、気づいたらなくなってるというご都合主義感はありますが、それもきっとファンタジー要素があって子供は好きだと思います。

ちなみに本の中の主人公の担任の先生は白人でしたが、ミュージカル映画では黒人になっていました。

英語の多読にサクッと読めるので続けやすいと思いました。

そのほか

MatildaはミュージカルになったものがNetflixによって公開されているのを後から知りました。

特殊な能力を身につけて、子供が悪い大人をやっつける!というのが心に刺さりそうですね!
そして、歌とダンスがすごい!(語彙力、、、)

視聴者の推奨年齢も「7歳以上」となっています。

Roald Dahl’s Matilda the Musical | Official Trailer | Netflix

あらすじ(ネタバレあり)

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